熱に強い紙とは、ある一定の温度でも紙が変色しない、強度が劣化しない、燃えない等の性能をもつ紙のこと。
紙の主成分のセルロースは、実は300度近い温度でも燃えることのない成分です。さらに耐熱性を高める機能を付与することにより、加熱工程で使用される工程紙の熱変色、熱による強度劣化が起こりにくくなります。
熱に強い紙なら、熱による強度劣化や変色の問題を解決することができます。また、難燃性・不燃性を紙に付与することもできます。
こうした機能を付与することによって、熱に関するさまざまな課題を解決することができます。
紙に耐熱性を持たせる方法で一般的なのが以下です。