一般的な紙でも、少なからず空気中の有害物質を吸着します。さらに、高機能なガス吸着性能を紙に付与することにより、さまざまな課題を解決することができます。
特殊な粉体を混ぜて紙を抄く技術により、アンモニアやホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着する機能を付加できます。吸着する対象に合わせて、混ぜる粉体を工夫することで、吸着する有害物質に選択性を持たせることも可能です。
書庫や収蔵庫などのくん蒸後に使用すると、残留くん蒸ガス(ヨウ化メチル、酸化プロピレン、酸化エチレンなど)、庫内汚染ガス(トルエン、キシレンなど)を速やかに吸着します。