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遮光紙

「遮光紙」とは?

「遮光紙」とは?

遮光紙とは、遮光性を有する紙で、銀塩感光紙・フィルムやジアゾ感光紙などの包装用、および写真フィルムのリードペーパーなどとして使用されます。

主に、光を嫌う写真フィルムの包装紙に使用される遮光紙は、ピンホール(微細な穴)がない、感光紙の写真乳液に反応しない、破れにくいなどの厳しい品質テストをパスしてから出荷されます。加えて当社の遮光紙にはカーボンを混抄しているため、優れた導電性と帯電防止効果を持っています。

光を遮る当社の遮光紙の歴史は古く、写真メーカーの依頼を受け、1936年より製造しています。

特種東海製紙の「遮光紙」の特長

特徴 01

写真包装材料だから、カブリのない厳選された材料を使用

遮光紙の原料として、黒色顔料は写真適正や放射線試験に合格したロットのみ使用、パルプには漂白パルプを使用しております。特殊な処理により、通常の紙に見られるピンホールという微細な穴の発生を抑えています。

特徴 02

黒色顔料を高配合率で添加し、優れた遮光性能を実現

当社が培ってきた染色技術により、黒色顔料を高配合率で紙全体に分散かつ分布させ、優れた遮光性能を実現しています。

特徴 03

耐水紙との組み合わせで、新規用途に展開

最近は、当社の耐水ラベルの裏面に遮光層を設け、光に弱い乳製品の食品ラベルなどに使用するなど、遮光紙の用途は広がっています。

特徴 04

導電性と静電防止効果

遮光紙として必要な性能ではないですが、カーボンを使用していることにより、優れた静電気防止性能を併せ持っているため、静電気を嫌う場面での間紙(合紙)・工程紙としてもご使用いただけます。

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