イタリア語でたくさん(Tanto)という言葉を由来に持つTANT。
多彩なニーズに応えるために、色相×トーンで選べる体系的なカラーチャートを構築しています。このたび新たに、用紙では実現できなかった発色性の高い蛍光色の列、にごりがなく透き通ったきれいな色の列、パッケージ用途に最適な濃色を揃えた列などを加え、より魅力的なカラーチャートに生まれ変わりました。
基準となるN(Neutral)列を中心に、さらに色域の広がったTANT 200 colors。
あなたのほしい色が、きっと見つかります。
「とにかく色に不自由しないファンシーペーパーを開発しよう」
「マテリアルはどんな場合でも適応するような、おとなしい普遍性のあるもので、しかし色の種類だけはたっぷりもちましょう、というコンセプトでできたんです」
ー社内報 田中一光氏インタビューより
1930年奈良県生まれ。1950年京都市立美術専門学校卒。鐘淵紡績、産経新聞等を経て、1960年日本デザインセンター創立に参加。1963年田中一光デザイン室主宰。1973年より西武流通グループ(現セゾングループ)のアートディレクターとして活躍。ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ銀賞、講談社出版文化賞、芸術選奨文部大臣新人賞、毎日芸術賞、他多数受賞。1971年より特種東海製紙の顧問デザイナーとしてファンシーペーパーの開発に携わる。2002年逝去。
TANT・レザック80つむぎ・みやぎぬ・岩はだ・里紙・Mr.B・ミセスB
1987年 | TANT100発売 |
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1990年 | 26色増色 適量130kg(12色)発売 |
1999年 | 70・100kg4色増色 130kg16色増色 TANT-e発売(12色・3連量) |
2001年 | TANT-V発売(9色) |
2004年 | TANT-N-9発売 |
2006年 | 適量180kg発売 130kg色彩計画リニューアル |
2009年 | TANT V V-69 V-70 V-72 廃色 V-68発売 |
2019年 | 50色増色 TANT-e、TANT-VはTANTへ統合 |
1954年日本・愛知県生まれ。田中一光デザイン室を経て、1988年に廣村デザイン事務所を設立。
多摩美術大学客員教授。名古屋造形大学客員教授。特種東海製紙顧問。グラフィックデザインを中心に、美術館や商業、教育施設などのサインデザイン、CI、VI計画を多く手がける。主な仕事に、横須賀美術館、9hナインアワーズ、東京ステーションギャラリー、すみだ水族館、台中国家歌劇院、鉄道博物館、アーティゾン美術館、ヨックモックミュージアム、石川県立図書館、名古屋造形大学、東京2020スポーツピクトグラム開発、そごう・西武、ロフトのアートディレクション等。
TANTリニューアル・タントセレクト・TSギフト・レザック16・エアラス
事例①:株式会社 ホワイトハウス様
「TANT KIRA(タントキラ)」は、キラキラと輝く上質で華やかな光沢とクリアな発色を追求したファンシーペーパーです。
TANT 200colorsの新色C列を基調としたパールトーンの輝きには、洗練された中にもかわいらしさが漂います。高級感のある包装紙やパッケージ、お祝い事の制作物など幅広くお使いいただけます。
これまでのTANTシリーズに加わる新しい質感として、是非ともご愛顧くださいますようお願い申し上げます。
可愛らしさを生かしてアクセサリーの貼箱やショッパーに。
シックな雰囲気にも。
貼箱では表すことのできなかった、一枚の無垢板のような重厚な手触りや質感が表現できます。和洋菓子や化粧品などのパッケージはもちろん、ステーショナリー、タグなどに幅広くお使いいただけます。
TANTの200色の中から、ベーシックで使いやすい濃色、さらに淡色として透き通るような発色のTANTの新色C列など、全12色をラインナップしました。
適切に管理された森林に由来する、環境配慮型の製品です。
お菓子を入れる組箱に。
化粧品のパッケージにも。
タグにもお使いいただける厚さです。