
※本事例は想定事例ですが、似たようなお悩みの方々へのご参考として掲載しています
パッケージにはブランドイメージにふさわしい質感がある紙素材を使いたい…
オリジナルカラーの環境にやさしい「紙」ボックスが小ロットで完成した理由
《住宅メーカーY社 マーケティング部》
インテリア事業を手がけるY社では、高所得世帯に向けた新たなブランドを展開していくことになった。そこでお得意様とプレス向けに配布する数量限定の記念ノベルティの企画を進めていたが、環境に十分配慮した上で限定感を醸成するためのパッケージの選定が思いのほか難航していた。
課題
少量発注が可能な質感のあるパッケージが見つからない…
マーケティング部で話し合った結果、記念ノベルティは、間伐材を使用した木の温かみを感じられるオリジナルトレーのセットに決定しました。次に検討しなければならないのは、このトレーにふさわしいパッケージについてです。
ノベルティを担当したA氏は、次のように話します。
「会社の方針としてサステナブルな素材を選ぶことによって『脱プラスチック』を実現、SDGsへの貢献をアピールする必要がありました。
また、せっかくの記念品なので、私たちとしてはパッケージにブランドカラーを使い、質感にもこだわり抜きたいと考えていました。
しかし3,000個の少量発注が可能であることが前提条件だったこともあり、イメージしているパッケージになかなかたどり着きませんでした」(A氏)
マーケティング部では、これまで取引のあったいくつかの包装資材業者に相談することにしました。しかし提案されるのはすでに見慣れた箱ばかり。どれも求めている質感のある素材とはかけ離れており、採用するに至りませんでした。
課題のポイント
●脱プラスチックの取り組みなど、環境への配慮とSDGsへの貢献を訴求したい
●自社のブランドカラーを使い、パッケージの質感にも十分にこだわりたい
●3,000個の少量発注が可能
この課題を解決した方法とは…
継ぎ目のない美しいフォルムのオリジナル「紙」ボックスで、ブランドイメージを訴求
記念ノベルティに関する上長への報告期限が迫る中、情報収集を進めていたマーケティング部のメンバーは、特種東海製紙からのメールマガジンで「シルキーモウルド」という素材を知り、興味を持ちました。
「さっそくサンプルを請求したところ、紙とは思えない外観と、継ぎ目がなく高級感漂うフォルムのボックスで、自分たちが希望する表現ができる可能性を強く感じました」(A氏)
「シルキーモウルド」は、紙100%でありながらシルクのようになめらかな質感が特長です。今回のノベルティのパッケージ製作について改めて相談したところ、「シルキーモウルド」は、特種東海製紙がこれまで手掛けてきたファンシーペーパーのノウハウによってY社のブランドカラーに近い色を再現でき、さらにパッケージの表面だけでなく内側や断面も同色に仕上がることが分かりました。
ブランドイメージを訴求する素材としては申し分ないと思われましたが、一点だけ、成形品であるため金型費用がかかってしまうのではないか、という懸念がありました。
「金型費用に関して営業担当の方に相談してみたところ、今回のノベルティのトレーサイズならA5サイズの汎用型がそのまま利用できることがわかり、金型費用の心配をせずに済みました」(A氏)
またパッケージの高さに関しても、国内で初めて導入したサイドカット加工機により、汎用型で作った高さ40mmのパッケージをトレーに合わせ20mmに調整でき、副次的に輸送コストを抑えることにもつながりました。
これらが決め手となり、マーケティング部では採用に一切の迷いが消え、製作に向けての準備がスタートしました。
結果的に、記念のノベルティを渡したお客様やプレスから「シルキーモウルド」を使ったパッケージの素材感が高く評価され、ブランドのプロモーションは成功をおさめました。「シルキーモウルド」の質感および素材の特性とブランドとの親和性が非常に高かったことから、Y社では今後「シルキーモウルド」をノベルティ以外にも活用していく予定となっています。
解決のポイント
●「シルキーモウルド」は紙100%であり環境にやさしくSDGsに貢献
●今まで見たことがない質感
●少量でブランドイメージに近いオリジナルのカラーを実現



